第11回定期演奏会を振り返って
まえすとろ@クラシークです。
2022年1月9日のオーケストラ・クラシーク第11回定期演奏会から約2週間が経ちました。後処理もほぼ終わったので少し今回の演奏会を振り返ってみようと思います。
今回のプログラムは、ベートーベンの第4交響曲とブラームスのセレナード第1番でした。クラシークは現在ベートーベン交響曲全曲演奏会の真っ只中で(コロナ禍が無ければ終わっているはずだったのですが、、)ベートーベンの第4交響曲は通るべき「道」の一つでした。「英雄」と「運命」に挟まれ、シューマンからは『2人の北欧神話の巨人に挟まれたギリシャの乙女』と喩えられた曲ですが、乙女どころか「小さな巨人」でした〜(笑)
私はベートーベンの交響曲の中でもこの4番は特に愛聴をしていて美しい2楽章の虜なのですが、当団のトップクラリネットのKさんの美しいソロは、きっとお客様にも届いたと思います。ブラボーでした。
前半のプログラムはブラームスのセレナード第1番。ブラームスが20代に書いた佳作で、ブラームスらしいというよりハイドンの様な明確さと明るさが前面に出ている作品ですが、この曲も管楽器の扱いが、のちのブラームスの交響曲の様な繊細で綿密でさらに美しいのです。これを当団の管楽器奏者の皆さんが、感情たっぷりに吹き切ってくださいました。指揮をしながら泣きそうになりました(笑)
演奏会前は、あまり有名な曲も無いので集客を心配しましたが、このコロナ禍にも関わらず、300名ほどのお客様にご来場いただき、危うく立ち見が出そうになりましたが、会場誘導の方の誘導で回避することができました。助かりました。
また、クラシークへの御援助(お布施?)もクラシーク史上最高額の約16万円となり、今後の活動の大きな資金とすることができました。
お越しいただいたお客様!心より感謝しております!ありがとうございました!
また、いつも助けていただけるエキストラの方々にも感謝申し上げます。ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします。
クラシークは1月29日より再起動いたします。次は10月15日の第12回定期演奏会に向けてです。メイン曲はベートーベンの「英雄」です。その他の選曲はこれからです。当団では、一緒に活動をしてくれる団員を随時募集しています。弦楽器全パート(特にチェロ)、オーボエ、ファゴット、トランペットで募集をしています。ご興味がありましたら、当団ホームページからお申し込みください。
オーケストラ・クラシークHP
https://www.orchestreclassique.jp
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